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ハルカの空

南アルプス山岳救助隊K-9

ハルカの空

清廉な山中での、心暗くする事故。現場で活躍する個性溢れる隊員と相棒の“犬たち”を描く、本格山岳小説。

著者 樋口明雄
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/09/04
ISBN 9784198940157
判型・ページ数 文庫・400ページ
定価 737円(税込)
清廉な山中で行われるトレイルランニング。没頭する彼は山に潜む危険をまだ知らなかった――「ランナーズハイ」。登山客の度重なるマナー違反に、山小屋で働く女子大生は愕然とする。しかしそこは命を預かる場でもあった――「ハルカの空」。個性溢れる山岳救助隊員と相棒の“犬たち”が登山客と向き合うとき、そこには人生の悲喜交々がある! 「ビバーク」は単行本未収録作品。――解説・馳星周
  • 樋口明雄
    1960年山口県生まれ。明治学院大学卒業。雑誌記者を経て、87年に小説家デビュー。2008年『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年刊行には『ミッドナイト・ラン!』で第2回エキナカ大賞を受賞。山岳救助犬の活躍を描く「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの他、『狼は瞑らない』『光の山脈』『酔いどれ犬』『還らざる聖地』、エッセイ『北岳山小屋物語』『田舎暮らし毒本』などの著作がある。有害鳥獣対策犬ハンドラー資格取得。山梨県自然監視員。
Kudo Atsushi
短編集だからか、救助隊以外の登場人物の書き込みが薄い。例えば最初の女子大生、仲良し美人二人が地味な子を何でいきなり登山に誘ったのか、なのに山では置いてけぼりにしたのか。救助された人のその後も気になる。
Wa Kyou
南アルプス山岳救助隊シリーズの2作目 短編集になっていて、タイトルハルカの空はそのひとつ 登山者の在り方についての話題多めで、特にハルカの空は全体的に胸糞悪い登場人物が多いため読んでいて辛くなったが、気づかないうちに自分もこういった人と同じ過ちというか態度を取りかねないなと反省 まずはゆっくり山に登ってみることからはじめようと思う

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