電子書籍あり

奈落の顔

高瀬川女船歌 七

奈落の顔

親子の絆とは何か? 著者が最も愛着を寄せる感動の連作シリーズ。初めての文庫化!

著者 澤田ふじ子
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/09/04
ISBN 9784198940126
判型・ページ数 文庫・368ページ
定価 726円(税込)
鋳掛け屋の太兵衛が死に、葬式になぜか東町奉行所与力が弔問にやってきた。かつて太兵衛は東町奉行所の付同心をしていたという。ある捕物の夜、盗人の隠れ家へいっせいに踏み込もうとしていた時、太兵衛の幼い息子の仁助が蛍を捕りにきていて、父親に声をかけ、捕物は失敗に終わったのだ。太兵衛は出仕に及ばずということとなり鋳掛け屋となったのだが、町の情報をつかみ、町番屋に知らせていたのだ。曳き人足となった仁助がとった行動とは…。
  • 澤田ふじ子
    1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。高校教師、西陣織工等を経て作家デビュー。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。主な著書に『羅城門』『虹の橋』また『公事宿事件書留帳』『足引き寺閻魔帳』等人気シリーズも多数。
TM
宝塚図書館
sasha♪
久しぶりの澤田ふじ子さんの本。これまで、最後の終わり方にあと3行欲しいと思っていたけれど、どれも心がすーと落ち着く終わり方だった。このシリーズはまた読みたい。表紙に描かれた物語が切なくて好きなのに、NOimageなのは残念

関連書籍

ネット書店で購入する

定価726円(税込)

電子書籍を購入する

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加