幕末スパイ戦争

幕末スパイ戦争

ペリー来航以来の大混乱を制するのは誰か? 幕府、朝廷、全国300藩の志士ら、密偵、忍者が情報収集と攪乱工作に狂奔する! 

著者 歴史時代作家クラブ
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/08/07
ISBN 9784198940034
判型・ページ数 文庫・448ページ
定価 792円(税込)
黒船に乗り込み異国にまで向かった公儀御庭番、戊辰戦争で三十余戦無敗を誇ったやくざ部隊、薩英戦争に呪術と体術で挑んだ山伏忍者、攘夷志士と交わり情報攪乱にいそしんだ会津藩密偵……。幕府、朝廷、薩長はじめ全国三百藩は、開国・尊皇攘夷の嵐のなか、どのような生き残り策を考えたのか? 未曾有の国難の陰で、密偵、忍者、志士らの情報戦争を活写する時代アンソロジー! 井川香四郎、平谷美樹、多田容子ら9氏のオール書下し競演。
  • 歴史時代作家クラブ
    2011年、歴史・時代小説作家を中心に創立された親睦団体。翌年、同クラブ賞として、新人賞・シリーズ賞・作品賞・功労賞の4賞を設立し、歴史・時代小説の隆盛と育成に尽力している。
読書忍
幕末は忍者っぽさが難しく、ほとんどが逃走劇と偵察者。面白いのは2つくらいだったかなー
けやき
歴史時代作家クラブに所属する作家によるアンソロジー第二弾。9編。多田容子の「黒船忍者」、天堂晋助の「会津の隠密」がよかったな。「黒船忍者」は黒船に乗り込んだ忍者の話。「会津の隠密」は大庭恭平と姉小路公知暗殺事件の話。誉田龍一の「二百六十八年目の失意」の中の勝海舟の人物評も面白かった。

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定価792円(税込)

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