おとぎ色草紙

誰もが知っている民話や説話を大胆に換骨奪胎して独自の話を作り上げた太宰治の『お伽草紙』。そのお色気版に睦月影郎が挑みます。山深い温泉に迷い込んだ童貞なのにフェチで変態の学生・信司。日頃の妄想が引き寄せたのか、温泉宿で待ち受けていたのは…月のように美しいかぐや姫母娘、極太胡瓜好きの河童、S気たっぷりのカチカチ山兎にごっくん大好き竜宮乙姫。妖かし美女軍団相手に、唾飲み足舐め尻愛で＆聖水欲…桃色三昧の顛末は!?

• 睦月影郎
  1956年神奈川県生まれ。三崎高校卒業。多くの職業を経て80年に官能作家デビュー。フェティッシュな作風で現代物から時代物まで手がけ、著書は400冊を超える。戦記作家の奈良谷隆、漫画家のならやたかしとしても活躍する多才の持ち主。