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人斬り草

妖草師

人斬り草

若き公家にして異界の呪草を刈る妖草師! 時代小説の新たな地平を切り拓いた、と評論家イチ押しの奇想小説、好評につき第二弾!

著者 武内涼
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2015/03/06
ISBN 9784198939472
判型・ページ数 文庫・400ページ
定価 737円(税込)
若冲が、源内が、蕪村が――妖しの草と暴れ舞う! 心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。宝暦の世の京都、はぐれ公家の庭田重奈雄は異界の妖草を始末する妖草師である。都に住まう伊藤若冲、平賀源内、与謝蕪村……らの前に出現した妖草妖木。それが偉才らと重奈雄との邂逅であった。ときに壮絶なバトル、ときに総毛立つ恐怖、ときに心温まる人情と、多彩にして読み応えの全5話!
  • 武内涼
    1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。2011年『忍びの森』でデビュー。15年「妖草師」シリーズで徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズが「この時代小説がすごい!2016年版」〈文庫書き下ろし部門〉第1位となる。22年『阿修羅草紙』で第24回大藪春彦賞を受賞。
禁酒パンヤ
シリーズ第二弾今回はレギュラーメンバーに加えて、伊藤若冲、平賀源内、与謝蕪村などが登場。でもそんなに何人も出なくてもいいかなー。という感なきにしもあらず。人の心を温床にする妖草、太平の世でも人の欲望や悩みはつきないものですなぁ。
kazukitti
相変わらず、妙な間の句読点とか倒置に慣れずw やりたいことは汲めるんだけど、ナンダカナー感のが上回ってるってことは肌が合わないってことなのかしらw 今巻はシリーズ2作目なのに短編集で、なんだか歴史アンソロジーに掲載されたシリーズ外伝ぽい雰囲気というかw ぶっちゃけ大雅と蕭白以外はそんなに歴史上の有名人と絡まなくていいのよ?ってゆーか。幕末もの描くとすぐこう龍馬とか新選組とかさ、カメオに出すじゃん、連中の話書いてるならともかく、そーじゃないなら有名人カメオ出演させなくてええんやで、っちゅーね。

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