徳間文庫

夢の夢こそ

今井絵美子/著


発売日:2015年03月06日
ISBN:978-4-19-893946-5
判型/仕様:文庫判
定価:本体650円+税

 内容紹介

 尾道を舞台に、福山在住の作家・今井絵美子氏が描く大人の男と女が交わす、命と情の物語。大店のあるじ・平野屋忠三郎は町衆とともに芝居小屋を建てた。こけら落としの宴で、お夕に出逢う。尾道の重鎮・市村屋の後添えだったが、彼女の素性を誰も知らない。ページを繰るにつれて、その謎が紐解かれ、忠三郎との縁が深まっていく。書名の「夢の夢こそ」は近松門左衛門「曾根崎心中」のあまりに有名な一節。忠三郎とお夕、ふたりの行く末は!?

 著者プロフィール

今井絵美子
1945年、広島生まれ。98年「もぐら」で第16回大阪女性文芸賞佳作。2000年「母の背中」で第34回北日本文学賞選奨。03年「小日向減伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞、笹沢左保賞を受賞。人情ものの時代小説で人気を獲得。『おかんヶ茶屋』シリーズのほか、『立場茶屋おりき』シリーズ、『便り屋お葉』シリーズ、『すこくろ幽斎診療記』シリーズ、『照降町自身番書役日誌』シリーズがある。

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