新刊
近刊
わが名はオズヌ
神奈川県立南浜高校。荒れ果てた学園を廃校にしてニュータウンを建設するという計画が持ち上がった。学園を守るため、高校生の賀茂晶は、仲間たちとともに利権政治家と大手ゼネコンに立ち向かう。晶は、千年の時空を超えて甦った修験道の開祖・役小角の呪術力を操ることができるのだ。一方、警視庁から晶について調査するよう要請を受け、南浜高校を訪れた神奈川警生活安全部少年課の高尾は、荒廃した学園が静かになっていることに不審を抱く……。
テナーさん
おもしろかったですが 歴史的考察が 長ーい
フラチキさんです
★★★☆☆ 設定は面白い。大昔の神の子が1人の高校生に宿った!?という展開から始まる物語です。特殊な能力や神話を絡めるなどの奇抜な設定は面白かったのですが、それにしても歴史と神話の説明が長すぎる。長すぎるわりに思った以上に今後の展開に関わってこないのが肩透かし感を食らった感じがしました。後は先生が美女だということを露骨に何度も何度も丸木視点で伝えてくるのが鬱陶しく思いましたね。もうええっちゅうねん...笑。ラストもあまりに強引なド派手演出で???って感じでした。500pも読んでこの読後感は微妙かなと。