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わが名はオズヌ

わが名はオズヌ

自分たちの学園を大人たちの好きにはさせない! 千年の時空を超えた力を背に高校生たちが立ち上がる。今野敏の傑作アクション。

著者 今野敏 著・文・その他
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2014/12/05
ISBN 9784198939182
判型・ページ数 文庫・512ページ
定価 803円(税込)
神奈川県立南浜高校。荒れ果てた学園を廃校にしてニュータウンを建設するという計画が持ち上がった。学園を守るため、高校生の賀茂晶は、仲間たちとともに利権政治家と大手ゼネコンに立ち向かう。晶は、千年の時空を超えて甦った修験道の開祖・役小角の呪術力を操ることができるのだ。一方、警視庁から晶について調査するよう要請を受け、南浜高校を訪れた神奈川警生活安全部少年課の高尾は、荒廃した学園が静かになっていることに不審を抱く……。
  • 今野敏
    1955年北海道生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。
テナーさん
おもしろかったですが 歴史的考察が 長ーい
フラチキさんです
★★★☆☆ 設定は面白い。大昔の神の子が1人の高校生に宿った!?という展開から始まる物語です。特殊な能力や神話を絡めるなどの奇抜な設定は面白かったのですが、それにしても歴史と神話の説明が長すぎる。長すぎるわりに思った以上に今後の展開に関わってこないのが肩透かし感を食らった感じがしました。後は先生が美女だということを露骨に何度も何度も丸木視点で伝えてくるのが鬱陶しく思いましたね。もうええっちゅうねん...笑。ラストもあまりに強引なド派手演出で???って感じでした。500pも読んでこの読後感は微妙かなと。

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定価803円(税込)

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