紅梅

新装版

紅梅

大人気の女性時代作家の新装版。文字も大きくなりさらに読みやすくなりました!

著者 藤原緋沙子 著・文・その他
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
発行元出版社 > 徳間書店
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2014/11/07
ISBN 9784198939120
判型・ページ数 文庫・320ページ
定価 704円(税込)
事情も話さず家を出た妻を江戸に求める青柳新八郎は、「よろず相談承り」を世過ぎに、厄介事を上手くさばいている。そんなある日、新八郎は、隣人八重と見習い同心啓之進から、姿を消したすっぽんの仙蔵を探してほしいと頼まれた。ところが、いま用心棒をつとめている「なんでも買い取り屋」と仙蔵が、思いもよらぬ糸で繋がっていることを知り…。
  • 藤原緋沙子
    1947年高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京が主宰する「創翔塾」で小説を学ぶ。脚本家として『部長刑事』『暴れん坊将軍』『はぐれ刑事純情派』『長七郎江戸日記』等を手がける。2002年『雁の宿』で小説家デビュー。2013年「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。現在、日本歴史時代作家協会代表理事。「隅田川御用帳」「橋廻り同心・平七郎控」「藍染袴お匙帖」「浄瑠璃長屋春秋記」「渡り用人片桐弦一郎控」などのシリーズ作品のほか、『花鳥』『茶筅の旗』『龍の袖』等、著書多数。
のびすけ
浄瑠璃長屋春秋記シリーズ3作目。「秋の雨」は仙蔵のお話し。「いのこずち」では八重の夫・勇之進の死の真相が明かされる。勇之進の死に深く関わった柿見作十郎の物語が壮絶だ。壮絶過ぎてちょっと引いた。嵐で船が難破し、命からがら流れ着いた無人島で8年を暮らす、なんてあり得るのか?財政に困窮していた大鶴藩はその後どうなったんだ?物語の本筋ではない部分で疑問。「紅梅」では、志野の失踪に関わった大槻壮介、辰巳屋惣右衛門、千里、与作と出会い、志野の出自と失踪当時の状況が明らかに。新八郎と志野は果たして再会できるのか?!
シトラス
テンポよく面白く読んでいたけど、登場人物の説明の少なさがちょっと気になったら何とシリーズ物の第3巻と‥途中でひょっとして第2巻とかかな?と思ったのに転までいっていたとは。 面白いので、最初から読もう。

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定価704円(税込)

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