一日だけの殺し屋
出世して福岡からやってきたサラリーマン・市野庄介は空港で、通称「踊り屋」と呼ばれる用心深い性格の殺し屋と間違われてしまう。人違いから生まれたドタバタ悲喜劇作品! サラリーマンの運命は? ユーモア&サスペンスの傑作。
ロロ
短編集。『探偵物語』、誰も傷つかなくて良かった
アキ
初赤川次郎。短編集で、表題作はとある殺し屋とよく似た風貌をしたサラリーマン市野が、殺し屋と間違えられて殺しの依頼を受けてしまうというもの。市野は当然困惑するが、手下に慕われるうちに妙な使命感に狩られて計画に乗り気になってしまう。また、殺し屋の方はすぐに入れ替えに気づくが、こちらもすぐには名乗りでずに一般人の生活の堪能する。どちら側も突っ込みどころ満載でくすりと笑いながら楽しめる。全編似たような雰囲気なので軽く楽しめるユーモラスなミステリーです。