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封鎖
関西の山奥で新型と思われる鳥インフルエンザが発生した。六十人ほどの集落で一人、また一人と犠牲者が出る。医療チームが派遣されるが、感染経路をつかめないどころか、集落から出る唯一の道が警察の手で封鎖された。固定、携帯ともに電話はつながらず、テレビでの報道もない。このまま自分たちは見殺しにされるのか。発症の有無で家族の絆は裂かれ、子供のため強行突破を試みる住民も。他人事ではすまない、リアル感に満ちた医療サスペンス。
Mushi_Mamire
KindleUnlimited。田舎の日常からの転落。コロナ禍前の小説なのに、感染発覚からの一連の流れはまさに見てきたかのような生々しさ。楽観的すぎてもいけないし、疑いすぎてもいけない。結局何事もなかったが、自分は少し楽観的過ぎたのでは?と思うこともある。バイオパニック物で良かったです。以下は好きな表現。#一度地獄を見た人間は、立ち直ったら次のステージに否応なく進む。もとの自分には戻れない。
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
これはコロナ下の日本だ。フイクションなのに、現実世界でもう実現されてしまっている。・・・日本って国は・・