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神去なあなあ日常

神去なあなあ日常
著者 三浦しをん
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2012/09/07
ISBN 9784198936044
判型・ページ数 文庫・360ページ
定価 681円(税込)
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれた、三重県の山奥、神去(かむさり)村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々と出会い、チェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、しかも村には秘密があって・・・!? 林業に《ゆるーく》かける青春!
  • 三浦しをん
    1976年、東京生まれ。2000年、書き下ろし長編小説『格闘する者に○』でデビュー。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。2012年、『舟を編む』で本屋大賞を受賞。2015年、『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞を受賞。小説に、『風が強く吹いている』『きみはポラリス』『仏果を得ず』『神去なあなあ日常』『天国旅行』『木暮荘物語』『政と源』など。エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ふむふむ おしえて、お仕事!』『本屋さんで待ちあわせ』など、多数の著書がある。
minaminao
お仕事小説という入りだったが、わりと青春の恋心的な話がメインだったような。林業がいかに大変かつ重要かについて初めて触れられた気がする。 ただ日記形式の小説はあまり好みではないことを再認識としてメモ。
あつ子🌼
高校を卒業して林業の世界に飛び込んだ(突き落とされた)勇気君の奮闘を描いたお仕事小説です。林業のことなんて全く分からないのに不思議とどこか懐かしい。村中顔見知りで困った時は助け合うとか、お祭りの屋台の匂い、大きなおむすび、ほぼ放し飼いのわんこ🐕とか…私が子どもだった頃、まだ確かに存在していた世界だ。 「自分らしく」とか「ありのままに」とかマスコミが甘言を囁いたその時から、日本の若者は自由の刑に処せられることになったのだと思う。やりたいことが見つからないから大学行くとか言ってるくらいなら神去村へ行くのだ。

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