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人間臨終図巻 4

〈新装版〉 

人間臨終図巻 4
著者 山田風太郎
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2011/12/02
ISBN 9784198934835
判型・ページ数 文庫・480ページ
定価 755円(税込)
  • 山田風太郎
    1922年生まれ、2001年没。推理小説、忍法帖、明治ものなどで名を馳せた、戦後日本を代表する娯楽小説の大家。『誰にも出来る殺人』『甲賀忍法帖』『警視庁草紙』など、著書多数。2000年、第4回日本ミステリー文学大賞を受賞。
isbm
★★★
湯豆腐
全三巻の徳間文庫旧版で通読。「地上最大の当然事─他人の死、地上最大の意外事─自分の死」なのに、どうして死に様ばかり並べた図巻が面白く読めるのだろう。信長の死を、「死は大半の人にとって挫折である。しかし、奇妙なことに、それが挫折の死であればあるほどその人生は完全形をなして見える」と書いた山田風太郎が、「もう少し生かしておきたかった一人」としたのが、大杉栄、小栗虫太郎、島津斉彬、夏目漱石の面々だったのが興味を引く。

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