冗談じゃねえや
浮世絵宗次日月抄
depo
図書館本。シリーズ第2巻。
とく たま
痛快時代ミステリーって理解でよい。と改めて書くこともないのだが、儂的には、門田小説は残虐で善人が割を食う後味の悪いイメージがあったので、この小説で感じ方が変わったことを先ずは書いておかないと。このシリーズは二巻目で先に三巻目を読みまだ一巻目は読めていない。順番が分からなかったのはこのシリーズ発行元が二、三社ほどあるからだろうか?主人公宗次は市井の人気浮世絵師だが実は凄腕の出自に謎の人である。何百両の謎の紛失を届けない大店三軒と評判の悪い大名家の若様と辻斬り、その陰で懇意の同心の苦渋。冗談じゃねぇ痛快だね。