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殺し合う家族

殺し合う家族
著者 新堂冬樹
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2010/09/03
ISBN 9784198932305
判型・ページ数 文庫・512ページ
定価 755円(税込)
  • 新堂冬樹
    1998年、「血塗られた神話」で第7回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。裏社会や剥き出しの欲望を描いた作品群と、恋愛を中心とした作品群とを書き分け、前者は黒新堂、後者は白新堂と呼ばれる。最新作は『誘拐ファミリー』『動物警察24時』。
Thinline
実際の事件をモチーフにしているらしいが富永の信じられない人格は著者が作り上げたのだろうか?これ以上の悪は聞いたことがない。
軒下の犬
北九州連続監禁殺人事件がモデルと聞けば内容は想像つくだろう。とても胸糞悪く凄惨な描写が続き、黒幕である富永に殺意が湧くほどにイヤな話だ。 端正なルックスと女を悦ばせる技術、そして巧みな話術を存分に使い人を思うままに操り自らの手は汚さない、まさに悪の権化。 「はぁ?はぁ?はあ~~?」と耳に手を添え相手を威圧するところを想像しただけでも本を叩きつけたくなり、読んでいる最中怒りを理性で抑えるのが大変だった。 結末は現実の判決とは違うものだがこちらの方がさらに後味が悪いものだった。人の良さそうな奴にはご用心

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