電子書籍あり

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三
著者 夢枕獏
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
出版年月日 2010/03/05
ISBN 9784198931346
判型・ページ数 文庫・528ページ
定価 734円(税込)
 安禄山の乱の折、玄宗皇帝は最愛の楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った。そこで道士・黄鶴は、驚くべき提案をする。しかし、尸解の法を用いて貴妃をいったん仮死状態にするというその奇策は、無惨な結末を迎えることになった。四十数年前。安倍仲麻呂が李白宛に遺した手紙に記された身の毛もよだつ顛末。空海はゆっくりと読み下していった。  映画『空海 ―KU-KAI―美しき王妃の謎』原作。2018年2月24日公開。
  • 夢枕獏
    1951年神奈川県生まれ。東海大卒。77年「カエルの死」でデビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』などの人気シリーズを持つ。『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞。『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞。『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞。近年、菊池寛賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章。
Worldさん
半年くらいかけて読んだせいでもう正直何が起こっていて何が問題なのかわからん。でも空海もそんな感じだと思う。もはや終盤に至っては空海出てないけど。楊貴妃という一国を亡ぼすまでに至った魔性の女が改めてすごすぎる。
Kira
再読。次々と明らかになる驚きの真実。因縁がからみ合って空海と逸勢を巻き込み、クライマックスの宴へと向かう。再読なのに体に悪いほど面白い。

関連書籍

ネット書店で購入する

定価734円(税込)

電子書籍を購入する

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加