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六機の特殊 警視庁特殊部隊

六機の特殊 警視庁特殊部隊
著者 黒崎視音
ジャンル 文庫
文庫 > 徳間文庫
シリーズ 徳間文庫
ISBN 9784198922252
判型・ページ数 文庫・528ページ
定価 880円(税込)
  • 黒崎視音
    岡山県在住。『警視庁心理捜査官』で鮮烈デビュー。この作品は人気TVドラマとしてシリーズ化された。吉村爽子と柳原明日香という女性捜査官二人を主人公とする「心理捜査官シリーズ」は好評を博し、その続篇も読者に熱狂を持って迎えられている。警視庁特殊部隊を描く「六機の特殊シリーズ」も、組織や装備などのリアルな描写と作品内で展開される戦略の緻密さが凄いと評判になり多くの読者を獲得した。この2シリーズで警察小説の書き手として不動の地位を築いたが、近著はなんと時代物! 幕末の世を疾風のように通り過ぎた美少女剣士の物語、『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴』。新境地を開いたのち、次にいかなる作品を引っ提げて打って出てくるのか、固唾を飲んで待たれている現況である。
NGtrtR
警察キャリアが隊長になり、特殊部隊を1チーム作ることに。心の在り方を考える作品。
森江 蘭
ドラマや映画でよく耳にする、警視庁の対テロ部隊、SATを舞台に、キャリアながら命懸けの最前線に配属された土岐を主人公にした警察小説。細部まで作り込まれており、圧倒的リアリティと巧みなストーリーテリングで物語世界に引き込まれていく。単なるドンパチでなく、丁寧な人間ドラマになっていて、各章の緩急の付け方も巧み。キャラクター造形もしっかりしていて、警察小説というレッドオーシャンで戦うタクティクスを練りこんだことが伝わってきて心震えた。なかなか出逢えない、傑作。月村了衛や今敏とも異なる、警察小説の新しい地平。

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