書剣恩仇録(二)乾隆帝の秘密
紅花会の英雄たちは、朝廷に囚われた文泰来を救出するため、杭州へ向かう。途中の西湖で、陳家洛は宿敵・乾隆帝と遭遇する。火花を散らす両雄。しかしそれは深い縁で繋がった二人の運命の出会いでもあった……。
黒猫トム
本当にキャラが多すぎ。 中心人物が特定できないのも良し悪しか。乾隆が主人公なんじゃねえの?って気になってしまう。
緋莢
文泰来救出にやきもきさせられます。何度もこれで成功!と思いきや、あと一歩の所で失敗となるのが、もう・・・その大部分に張召重が絡んでくるので余計、憎たらしく思うようになるんですが。そして、陳家洛はひょんな事から、乾隆帝と出会い、文泰来から思わぬ因縁を聞かされることになります。乾隆帝は漢人で、しかも陳家洛の兄。これが終盤までの重要な布石になっていきます。