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OODA 危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント
OODAとは朝鮮戦争時のアメリカ軍により考案された意志決定のループのことだが、現在ではビジネス社会において活用されている。Observe―Orient―Decide―Actの頭文字をとり、情報収集―状況判断(認識)-意思決定-行動の一連のマネジメントを表す。想定外の事態などが起きやすい現代社会において、危機管理に対応するOODAの仕組みとリーダーの役割や考えについて、元パイロットで危機管理のスペシャリストが解説する。
南北
PDCAが継続的に改善する手法であり、「平時」におけるマネジメントサイクルであるのに対し、OODA(ウーダ)ループは変化の激しい時代のものであり、現代に適した手法である。著者は日本航空の元機長であり、現職の時からOODAと同様の手法を採用し、有効であることを体験したきたようだ。悲観的に準備し、楽観的に実行するという手法はマネジメントを行う人が身につけるべき手法だと思う。講演依頼も多いためか事例も豊富でわかりやすい。
ぴ
OODAループ自体よりも、姿勢を伝える本に近いので ちょっとタイトルとずれてました。