新刊

〈死に森〉の白いオオカミ

〈死に森〉の白いオオカミ

村の長老の忠告を破り、魔物がすむという森を焼いてしまった! ロシアフォークロアを下敷きに創作された、少し不思議で怖い物語

著者 グレゴーリー・ディーコフ
ディム・レシコフ
相場妙
シリーズ 児童書
対象年齢 小学校高学年〜
出版年月日 2019/12/13
ISBN 9784198650049
判型・ページ数 B6・152ページ
定価 1,540円(税込)
ロシアの民話や言い伝えを下敷きに創作された、
少し不思議で怖い物語。


むかし、ロシアのあるいなかの村で、
土地を広げるため、村人たちは、
人間が手をだしてはいけないと言い伝えられる森を
焼き払ってしまった。
村の長老が、その森には白いオオカミの魔物が
住むからと、忠告するのに耳を貸さず…。
木々がすっかり焼かれ、
〈死に森〉と呼ばれるようになったその森で、
まもなく、村人が何人も、オオカミに襲われた。
このままではいけない。どうにかしなくては――。

村人は罠や鉄砲を買い、鉄砲の訓練を始めた。
やがて春が近づき…。
ロシアの民話や言い伝えを下敷きに創作された、
少し不思議で怖い物語。
  • グレゴーリー・ディーコフ
    ロシア生まれ。仏ストラスブール在住。国際機関に勤務する法律の専門家として国内外を飛び回るかたわら、児童・青少年向けの読み物を書いている。仕事では英語、日常生活ではフランス語、本を書くときはロシア語を使う。2010年にロシアで出版された『トルベーヴォ村とヴィソツコエ村のちょっと変わった話』(未邦訳)でデビュー。
  • ディム・レシコフ
    1962年、旧ソ連のゴーリキー(現在のロシアのニジニ・ノヴゴロド)に生まれる。鉱山学および地球物理学を学び、20代半ばまでシベリアや極東で地質の調査にたずさわっていたが、その後アニメーション制作を学び、アニメーターとなる。現在は、アニメーション監督として自身でスタジオを主宰するほか、本の挿し絵を描くイラストレーターとしても活躍。
  • 相場妙
    1977年生まれ。英語およびロシア語の翻訳者として、技術翻訳を多く手がけている。

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