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チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家 中国

チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家 中国

香港は「第二の天安門事件」になるのか! 台湾も東南アジアも対決姿勢を強め、四面楚歌の中国は瓦解していく!!

著者 宮崎正弘
ジャンル 一般書
一般書 > 社会一般(政治・社会)
シリーズ 一般書
出版年月日 2019/11/27
ISBN 9784198649876
判型・ページ数 四六・264ページ
定価 1,540円(税込)
香港動乱は台湾、アジア、そして世界に飛び火し、中国を分裂に導く!

香港動乱と周辺国を取材してきた著者が、中国による反中派弾圧の実態、「チャイナチ」と侮蔑し高まる中国憎悪の広がり、米中貿易戦争と香港問題で急速に冷え込む中国経済など、リアルな現実を解説。

香港デモの行方から、人民解放軍の介入の有無、台湾および周辺国への影響、さらに併合を強行する習近平政権に迫る内外の危機までを完全分析する!


プロローグ 香港大乱、世界を動かす

◎終わらない香港問題
◎警察にもデモ隊にも中国工作員が多数 ほか

第一章 爆発した中国への憤懣

◎分裂する香港
◎収まるどころか激化する香港市民の怒り
◎香港で渦巻く特権階級への怨嗟
◎強い香港ドルにも異変が起きている
◎決戦が叫ばれた国慶節=「黒衣日」
◎香港をめぐる江沢民vs習近平と劣悪な住宅環境への不満 ほか

第二章 CHINAZI(赤いナチ)の
    本性を露わにした中国

◎北京が命じたデモ潰しの「逆進運動」
◎セレブを駆使し逆キャンペーンを強化する中国共産党
◎「ジョン・レノンの壁」はなぜ出現したのか
◎日米のチャイナチ礼賛組
◎北京語への強引な統一が招いた反発 ほか

第三章 トランプの中国攻撃は
    ますます激化する

◎トランプ再選で中国叩きはさらに苛烈になる
◎ファーウェイはこれからどうなるか
◎アメリカが発動した新ココムが世界に及ぼす影響
◎米中がAI開発で世界を二分
◎アメリカの情報工作の動き
◎香港の自由民主革命は成功するか
◎習近平を窮地に追い込む5つの問題 ほか

第四章 中国離れが加速する
    台湾とアジアの運命

◎香港の若者の戦いに共鳴し台湾世論が激変
◎データで明らかになったBRIの資金不足
◎カンボジアで進む中国バブルの行方
◎香港大乱で大揺れのASEAN諸国
◎メコン川流域5カ国を揺さぶる「水戦争」の危機 ほか

第五章 産業覇権をもくろみ
    衰弱死する中国経済

◎デジタル通貨の覇権を狙う中国
◎「貨幣戦争4.0」が勃発
◎米中激突で始まる金融危機と次世代技術争奪戦
◎急速に衰退する中国の産業 ほか

第六章 香港大乱の危険な行方231

◎アメリカが発動する新たな対中包囲網の威力
◎中国に残された選択肢は限られている
◎フランス革命を理想化する香港デモへの懸念 ほか

エピローグ 独裁から破滅の道を辿る
      習近平政権の末路

◎中国人も香港人も香港から続々と逃げ出す
◎香港問題がもたらす習近平と中国の厳しい未来 ほか
  • 宮崎正弘
    昭和21年金沢生まれ、早稲田大学英文科中退。評論家、中国問題にも詳しい。本能寺の変は義挙だったとした『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)は斯界に衝撃を与えた。このシリーズには『徳川家康 480年の孤独』(ビジネス社)。また古代史では『歪められた日本史』『葬られた古代王朝 高志国と継体天皇の謎』(宝島社新書)。『間違いだらけの古代史』『歩いてみて解けた「古事記」の謎』(育鵬社)、『神武天皇「以前」』(扶桑社)など問題作が多い。歴史評論ではかならず関連箇所の現地取材に基づく新説に注目が集まる。
讃壽鐵朗
トランプ政権が終わった空は読む価値無し
Tomonori Yonezawa
【unlimited】2019年11月の本。コロナ以前のチャイナ、香港の状況について解説した本。 著者はかなり右系の印象があるかと思いますが、こういう政治経済・国際社会の本がunlimitedで読めるならとりあえず読んどきましょう。 個人的なハイライトは、◎Twitter世代の闘争は「誰もが指導者」のところにちょっとだけ書かれているアメリカのリバタリアン。「政治不干渉、富の公平な再分配、小さな政府」 生まれた時からインターネットとスマホを使いこなす彼らが社会の中核を担う時まであと僅か。 どうなるのかね?

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