文芸書

金剛の塔

木下昌輝/著


発売日:2019年05月17日
ISBN:978-4-19-864847-3
判型/仕様:四六判
定価:本体1,700円+税

 内容紹介

木造の五重塔は地震で倒れたことは無い! 
なぜか?

聖徳太子によって百済から連れてこられた
宮大工が創業した世界最古の建築会社、
金剛組をモチーフに描く連作長編。


「わしらは聖徳太子から四天王寺と
五重塔を守護するようにいわれた一族や」

美しい宝塔を建てるため、
百済から海を渡ってきた宮大工たち。

彼らが伝えた技術は、
飛鳥、平安、戦国と時代を超えて
受け継がれた。

火災や戦乱で何度も焼失したが、
それぞれの時代の宮大工たちが五重塔を甦らせる。

そして、その塔は決して、
地震では倒れなかった。

なぜなのか?

現代の高層建築、
丸の内ビルディングや東京スカイツリーにも
生きている「心柱(しんばしら)構造」の
誕生と継承の物語!

 著者プロフィール

木下昌輝
1974年、奈良県生まれ。2012年に「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞を受賞し、作家デビュー。2015年『宇喜多の捨て嫁』で第152回直木賞候補。第4回歴史時代作家クラブ賞受賞。舟橋聖一文学賞受賞。高校生直木賞受賞。 2015年『人魚ノ肉』で第6回山田風太郎賞候補。2015年 咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。 2016年『天下一の軽口男』で第38回吉川英治文学新人賞候補。 2017年『敵の名は、宮本武蔵』で第30回山本周五郎賞候補、第157回直木賞候補、第7回山田風太郎賞候補。 2018年『宇喜多の楽土』で第159回直木賞候補。