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追読人間臨終図巻Ⅰ
戦後日本を代表する大衆小説の大家・山田風太郎が、著名人(英雄、武将、政治家、作家、芸術家、芸能人など)、923人の死に様を切り取った、稀代の名著『人間臨終図巻』をまさかの漫画化! 本作では、紀元前から昭和まで、出生順に120人を厳選して掲載した。ソクラテスは豆を踏めなくて市民に殺された? 徳川家康の死因は鯛の天ぷらの食べ過ぎ? 夏目漱石の今際の言葉が意外と格好悪い? 歴史上の人物の意外な「死」にあなたは何を思うか。
むらて
『新刊見落としていたサメマチオ強化週間』中。まとめての感想は芸術家編に。ところで元本の『人間臨終図巻』は享年順であるのに対しこちらは生年順。その理由は本巻のあとがきにありますが、サメマチオさんの描くとおり元本の趣旨とは大いに異なるとは云え、これはこれで意義あることだとわたしは思いますね。それ故の面白さと発見が確かにあります。
猪子
山田風太郎先生の『人間臨終図巻』の副読本的立ち位置の本作。コミカライズではあるのですが、描き込みと情報量がすごい。