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明智光秀 五百年の孤独

なぜ謎の武将は謀反人と呼ばれたのか

明智光秀 五百年の孤独

明智光秀の愛宕山百韻を全体として読み直すことで、謀反とは程遠い本能寺の変の意味が見えてくる。光秀の名誉を取り戻す一冊!

著者 宮崎正弘
ジャンル 一般書
一般書 > 歴史・地理
シリーズ 一般書
出版年月日 2019/03/26
ISBN 9784198648060
判型・ページ数 四六・264ページ
定価 1,650円(税込)
生誕から約500年。主殺しの謀反人としての汚名を着せられ続ける武将・明智光秀。謎に包まれた出生、ミステリアスな決起と最期。「ときはいま雨が下しる五月かな」も誤解と曲解に満ちている。本能寺の変の直前に愛宕山で光秀が催した連歌会で詠まれた句だが、続いて詠まれた句を全体として解釈すれば、光秀の真意は明快に読めるのだ。豊富な史料と綿密な取材で綴る歴史再考の書。これまでの「光秀本」を吹き飛ばし、孤独な英傑の実像に迫る。
  • 宮崎正弘
    昭和21年金沢生まれ、早稲田大学英文科中退。評論家、中国問題にも詳しい。本能寺の変は義挙だったとした『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)は斯界に衝撃を与えた。このシリーズには『徳川家康 480年の孤独』(ビジネス社)。また古代史では『歪められた日本史』『葬られた古代王朝 高志国と継体天皇の謎』(宝島社新書)。『間違いだらけの古代史』『歩いてみて解けた「古事記」の謎』(育鵬社)、『神武天皇「以前」』(扶桑社)など問題作が多い。歴史評論ではかならず関連箇所の現地取材に基づく新説に注目が集まる。
フレデリック
明智光秀以外のことも多く書かれていて内容が入ってきにくかった。たしかに関連する事や人に触れていかなければ全体像は理解できないし、読者に対して不親切になってしまうとは思うけど、光秀自身のことは半分もなかったような。難しい言葉も多くもうちょっと気軽に読める内容だったらもう少し理解が進んだかも。もっと勉強してから改めて読んだら印象が違ってくるかも、と思いました。
CH3COOH
明智光秀に関する基本的な知識がないと読み辛く難しく思うかもしれない。また、文章にややクセがあるように見受けられ、好き嫌いが分かれるところかと思う。光秀が謀反を起こした理由は最近の研究ではどのように言われているのだろうかと軽い気持ちで読み始めたが、あくまで本書も一つの主張であり、その他の文献や書籍を広く読んで見た方が理解が深まりそうだ。

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