さよならお婆ちゃん

さよならお婆ちゃん

宮藤官九郎、阿部サダヲ、星野源を輩出した『大人計画』主宰、奇才・松尾スズキが綴る裏平成史!?

著者 松尾スズキ
河井克夫 イラスト
ジャンル 一般書
芸能・タレント
シリーズ 一般書
出版年月日 2019/02/20
ISBN 9784198647926
判型・ページ数 四六・256ページ
定価 1,650円(税込)
『大人計画』主宰、作家・演出家・俳優・映画監督の松尾スズキと漫画家・河井克夫によるテレビブロス連載「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!!」の第4弾。平成という時代を駆け抜けた、松尾スズキ史上最も長く続いた連載コラムもついに完結。朝ドラで、歯医者で、結婚生活で、サウナで、主演舞台で、のたうちまわる男の5年間の記録。松尾スズキのあられもない姿がここに!
  • 松尾スズキ
    1962年福岡県生まれ。1988年に「大人計画」を旗揚げ。主宰として多数の作・演出・出演を務めるほか、エッセイや小説の執筆、映画監督など活動は多岐にわたる。1997年、『ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜」で第41回岸田國士戯曲賞を受賞。2008年、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の脚本で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。これまで小説『クワイエットルームにようこそ』(2006年)、『老人賭博』(2010年)、『もう「はい」としか言えない』(2018年)が芥川賞候補作となる。2019年には監督4作目となる長編映画『108〜海馬五郎の復讐と冒険〜』(監督、脚本、主演)の公開が控える。
  • 河井克夫
    1969年愛知県生まれ。漫画家、イラストレーター。1995年雑誌『ガロ』でデビュー。著書に『ブレーメン』『女の生き方シリーズ』『日本の実話』、松尾スズキとの共著『読んだはしからすぐ腐る!』『ニャ夢ウェイ』、原作を務めた『金の靴銀の魚』(作画・市川ラク)などがある。俳優として舞台、ドラマ、CMにも出演。出演作にNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』などがある。著作『久生十蘭漫画集 予言・姦』が第21回文化庁メディア芸術祭【審査委員会推薦作品】に選出された。
いのふみ
まさに「のたうちまわ」っている。「夢を持つことは悪いことじゃないけど、何度も夢に敗れた身からすれば、夢を持たなければいけないという風潮は息苦しい」、「若者は『面白くない、面白くない』言うが、面白いことは不思議な時に、不思議なタイミングで来るから、それまでに想像力を鍛えておかなくてはならない」など、いいこと言う。「『美味しんぼ』の山岡はずっと瞳孔が開いていて気持ちが悪い。出てくる料理がどれもまずそう」も。
でかぴょん
★★★☆☆

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