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財務省人事が日本を決める
消費税10%への増税の背後に財務省人事をめぐる暗闘があった。岡本薫明事務次官就任によって決まった日本経済の未来とは?
著者 | 山村明義 著 |
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ジャンル | 一般書 一般書 > 社会一般(政治・社会) |
シリーズ | 一般書 |
出版年月日 | 2019/02/26 |
ISBN | 9784198647773 |
判型・ページ数 | 四六・288ページ |
定価 | 1,760円(税込) |
最高官庁として官界に君臨してきた財務省。その権力の源泉は予算と税であった。それゆえ財務事務次官をめぐる出世レースも国家財政のあり方と密接に関係してきた。かつては予算を握る主計局から事務次官を出すのが基本ルールであった。しかし、消費税の導入以降、政治からの揺さぶりやスキャンダルが頻出するなかで財務省人事も大きく変化しつつある。政と官との暗闘の歴史を紐解きながら、財務省の人事体制から税を含む日本経済の行方を考察する。
Honey
何かといえば増税増税! と、ほとんど庶民の敵みたいな組織、財務省とは? 先日読んだ日銀の暴露本と同様、財務省という日本の超エリートさんたちが自分たちの組織の力をどう使って、どう維持しているのか…それは、人事決定のルールとも絡まって、政界官界、壮大なる日本内輪もめの構図?? お願いですから、もっと広い視野でもって、日本のためになるお仕事をなさってくださいませ。そうすれば、狭い日本のエリート界?でのストレスも減って、もっと楽しくご活躍できるかも。そんな本でしょうかね。
いけちゃん
『インサイド財務省』よりも増税反対の立場が明確になっていて、近年の事務次官ベースで政局を時系列的に記述している。基本的なファクトチェックが甘いため、信頼度は低め。しっかりしてほしい。