終わっている臓器

もはや不要なのに存在する人体パーツ21の秘密

終わっている臓器

人体の不思議 本当にいらないの?いらないのにどうして残っているの?

著者 坂井建雄
ジャンル 一般書
一般書 > 科学・テクノロジー
シリーズ 一般書
出版年月日 2019/01/19
ISBN 9784198647612
判型・ページ数 四六・192ページ
定価 1,650円(税込)
生物の中で頂点に立つほど複雑な構造を持つ「ヒト」。だが、進化の過程で不必要となったパーツが多くあることはあまり知られていない。その理由を解き明かすと「人体不思議模様」が見えてくる――。
  • 坂井建雄
    大阪府生まれ。大阪府立天王寺高校卒、1978年に東京大学医学部医学科卒、東京大学医学部解剖学教室助手、1984~1986年に西ドイツ、ハイデルベルク大学にフンボルト財団の奨学生として留学、1986年に東京大学医学部助教授、1990年に順天堂大学医学部解剖学第1講座(現在は解剖学・生体構造科学講座)教授、現在に至る。 処女作の『からだの自然誌』(東京大学出版会, 1993)は解剖学を人体についての自然誌としてとらえ、生物の形態を意味づける視点と生物の階層性との関係を論じた、解剖学の基礎論である
guanben
人体の不思議。サルから人間への進化や環境への適応の過程で退化していった臓器でも、その痕跡は残っているらしい。専門用語が多くて、ちょっと読みにくいのが残念。男子の乳首にも乳腺はあるとのこと。いつか授乳できる日が来るのかもしれない。
ちゃーりー
専門的説明で分かりづらい箇所も多いが、面白く読了、人によってあったり無かったりする部位があって、進化(変化)の途中なんだと感じる、”性差をめぐるさまざまな議論は、進化の上で起きている人間の多様性の問題なのです」に納得。

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定価1,650円(税込)

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