文芸書

残心

鏑木蓮/著


発売日:2018年12月07日
ISBN:978-4-19-864732-2
判型/仕様:四六判
定価:本体1,600円+税

 内容紹介

地元情報誌の記者・国吉冬美は、心酔するルポライターの杉作舜一が京都にきていることを知り心躍らせる。杉作は老老介護をテーマにしており、寝たきりで認知症を患う妻を介護する夫の取材に赴く。しかし妻は絞殺され、夫は首を吊って死んでいた。夫婦の死には何らかのメッセージが込められている、と杉作は調査を開始。そんな杉作のルポを手伝うことになった冬美は、哀しき事件にまつわる京都の闇と対峙する――。

 著者プロフィール

鏑木蓮
1961年、京都市生まれ。佛教大学文学部国文学科卒業。塾講師、教材出版社、広告代理店などを経て、92年、コピーライターとして独立する。2004年、第1回立教・池袋ふくろう文芸賞を、短編ミステリー「黒い鶴」で受賞。06年、「東京ダモイ」で第52回江戸川乱歩賞を受賞する。13年刊行の文庫『白砂』が話題になり、ベストセラーとなる。他の著書に『炎罪』『疑薬』『喪失』「思い出探偵」シリーズなど。