越境芸人
芸人、俳優、ミュージシャン、文筆家と、業界を超え、ジャンルを横断しながら活躍してきたマキタスポーツ。芸能生活20周年という節目の年、48歳にして所属事務所の退所を発表。芸能界初のFA宣言をした芸人が“越境”しながら考えたこと。マキタ式“第三の思考法”にして、斜め上の日本人論。一億総表現者時代を迎え、セルフマネジメントだけが身を助ける自己責任社会。まだ「そのままの君」でいるの? 幸福の先を探せ。とどまるな、越境しろ!
あつもり
大変失礼ながら、ドラマで時々見かける、変わった名前の人、くらいの認識しかありませんでしたが、松岡正剛さんとの対談動画を拝見したのがきっかけで読んでみました。どれも切り口が面白いです。「ゆるキャラ」の反対に位置する「ゆるくないキャラ」は誰かを考えてみたというエッセイが良かったです。それは氷室京介ではないか、「見てる人の意識を全て集中させることが出来るものがゆるくないキャラなんでしょう」(p.60)とのこと。
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★★★★ 切り口・視点が、マキタスポーツっぽい。コラムをまとめたものだが、十分楽しめた!