越境芸人

越境芸人

芸能界初のFA宣言をした芸人が“越境”しながら考えたこと。マキタ式“第三の思考法”、幸福の先を探す、斜め上の日本人論。

著者 マキタスポーツ
ジャンル 一般書
芸能・タレント
シリーズ 一般書
出版年月日 2018/09/22
ISBN 9784198646943
判型・ページ数 四六・256ページ
定価 1,430円(税込)
芸人、俳優、ミュージシャン、文筆家と、業界を超え、ジャンルを横断しながら活躍してきたマキタスポーツ。芸能生活20周年という節目の年、48歳にして所属事務所の退所を発表。芸能界初のFA宣言をした芸人が“越境”しながら考えたこと。マキタ式“第三の思考法”にして、斜め上の日本人論。一億総表現者時代を迎え、セルフマネジメントだけが身を助ける自己責任社会。まだ「そのままの君」でいるの? 幸福の先を探せ。とどまるな、越境しろ!
  • マキタスポーツ
    1970年1月25日生まれ。山梨県出身。芸人、ミュージシャン、俳優、文筆家など。他に類型のないエンターテインメントを追求し、芸人の枠を超えた活動を行う。ミュージシャンとしては、2001年に結成したバンド「マキタ学級」での活動のほか、2013年にマキタスポーツ名義でアルバム『推定無罪』をリリース。「マキタ学級大文化祭」や「マキタスポーツEXPO」をはじめ、音楽とお笑いを融合させたイベントのプロデュースを手がける。また俳優として、2012年公開の映画『苦役列車』で第55回ブルーリボン賞新人賞、第22回東スポ映画大賞新人賞をダブル受賞。NHK連続テレビ小説『花子とアン』やTBSテレビ日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』などに出演。文筆家としても、著書『一億総ツッコミ時代』(星海社新書)、『すべてのJ-POPはパクリである』(扶桑社文庫)、『アナーキー・イン・ザ・子供かわいい“父親に成る"ということ』(アスペクト)で鋭い時評・分析を展開。TBSラジオの番組『東京ポッド許可局』では、プチ鹿島、サンキュータツオと3人でパーソナリティを務め、リスナーを招いたイベントでは渋谷公会堂が満員となる。
あつもり
大変失礼ながら、ドラマで時々見かける、変わった名前の人、くらいの認識しかありませんでしたが、松岡正剛さんとの対談動画を拝見したのがきっかけで読んでみました。どれも切り口が面白いです。「ゆるキャラ」の反対に位置する「ゆるくないキャラ」は誰かを考えてみたというエッセイが良かったです。それは氷室京介ではないか、「見てる人の意識を全て集中させることが出来るものがゆるくないキャラなんでしょう」(p.60)とのこと。
funkypunkyempty
★★★★ 切り口・視点が、マキタスポーツっぽい。コラムをまとめたものだが、十分楽しめた!

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