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極姐2.0
ダンナの真珠は痛いだけ
出会い、セックス、シャブ、貧困――今どきヤクザライフを広域指定暴力団三次団体組長を病気で亡くした姐さんがぶっちゃける!
著者 | 待田芳子 著 |
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ジャンル | 一般書 一般書 > 社会一般(政治・社会) |
シリーズ | 一般書 |
出版年月日 | 2018/07/26 |
ISBN | 9784198646615 |
判型・ページ数 | 四六・192ページ |
定価 | 1,760円(税込) |
『極道の妻たち』公開から20年以上が経った。相次ぐ規制からヤクザをとりまく環境はすっかり様変わり。かっては「いい服着て、いい車に乗って、いい女を抱く」極道の生活模様にも大きな変化が。出会い、セックス、監獄、シャブ、貧困――今どきのヤクザライフを、広域指定暴力団三次団体組長を病気で亡くした未亡人姐さんがぶっちゃけます!
ず〜みん
オンラインの雑誌にあらすじが書いてあったのでブックオフのセールで購入。ヤクザも人の子、24時間365日眼光鋭く世の中を睨み抗争に明け暮れているわけじゃなく、むしろ家庭に恵まれていない分オフの顔は少し抜けた少年そのものであることが溢れんばかりに書いてある。暴対法に加え、少子化・長期的な不景気でヤクザの世界は昔より遥かに厳しいらしい。日本の治安が悪くなっているというのもワルがヤクザにならずゲリラ的に悪さをしている為か。ならず者を監視するにはヤクザは必要悪なんだろうか。確かに他に案は思い浮かばない。
たまきら
あれ?内田春菊さんの絵だ?と手に取りました。夫が暴力団幹部だった(獄中死)女性による手記で、彼女がであった暴力団員の思い出が切ないです。社会からはみ出てしまった若者を救済する場所がない、ということを力説されていて、最近読んでいる数多くの精神病棟や少年院で勤務する人々の経験談と重ねました。愛され方を知らない人たちは、愛し方を学んでいない。…死刑を肯定する人があまりに多いこの「安全な」国の奇妙な歪みをまた違うサイドから学ばせてもらいました。