電子書籍あり

これからヤバイ 米中貿易戦争

これからヤバイ 米中貿易戦争

北朝鮮問題、ZTE、南シナ海、一帯一路など、米中激突は決定的となった。世界経済に及ぼす影響を気鋭の経済評論家が緊急予測!

著者 渡邉哲也
ジャンル 一般書
一般書 > 社会一般(政治・社会)
シリーズ 一般書
出版年月日 2018/05/31
ISBN 9784198646318
判型・ページ数 四六・240ページ
定価 1,650円(税込)
経済崩壊を食い止めるために習近平は独裁的権力を強化、国営企業の増強で海外市場を荒らし、南シナ海侵略を本格化させている。そのカラクリに気づいたアメリカは、同国で買収攻勢を強めてきた海航集団や安邦を融資規制で破綻危機に追い込み、ZTEとの取引禁止、中国への制裁関税強化など、次々と対中規制を打ち出している。米朝首脳会談中止を決めたトランプは、北朝鮮の態度急変の裏に中国の存在を公言、決定的となった米中激突のシナリオを描く!
  • 渡邉哲也
    作家・経済評論家。1969 年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009 年、『本当にヤバイ! 欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。 著書に『これからすごいことになる日本経済』『パナマ文書』『「中国大崩壊」入門』『「韓国大破滅」入門』『「新型コロナ恐慌」後の世界』『2030年 「シン・世界」大全』(以上、徳間書店)などのベストセラーの他、『「お金」と「経済」の法則は歴史から学べ! 』(PHP研究所)、『今だからこ そ、知りたい「仮想通貨」の真実』(ワック)、『GAFAvs. 中国』(ビジネス社)など多数。
RainDrop
経済評論家から見た米中冷戦。本に書いてあった事柄が、2019/07/14現在、さらに進んでいる。ファーウェイはアメリカで規制され、ドイツ銀行は人員整理。メルケル首相は震えている。 本が発売されてからも米中冷戦の傾向は緩和されることなく突き進んでいる。この二国が何を考えているのか知りたくて読んだ。
ポンさん
ZTEやファーウェイとの取引停止や関税の応酬など、今まさに起こっている貿易戦争の背景・現状、加えて習近平の掲げる一帯一路構想について理解できた。 貿易赤字の解消のためと安易に考えていたが、安全保障上の問題が非常に大きいとのこと。 ただ、現時点の力関係ではこの貿易戦争に中国の勝ち目はない、という楽観的な論調だったが、そこの根拠は弱い。 また、AIIBに対する日本のスタンス「条件付き肯定」が意外と(?)しっかりしていることがわかって嬉しい。次政権の対応も見ておかなければ。

関連書籍

ネット書店で購入する

定価1,650円(税込)

電子書籍を購入する

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加