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ぼくたちの愛する悪魔と不滅の庭

ぼくたちの愛する悪魔と不滅の庭

本が喋る声を聴く恍一と、異世界を自在に渡る龍一──二人の兄弟が異能力を開花させ鮮やかに巣立つ、感動の最終巻!!

著者 ごとうしのぶ
笠井あゆみ イラスト
ジャンル 文芸書
シリーズ 文芸書
出版年月日 2018/03/28
ISBN 9784198645984
判型・ページ数 四六・258ページ
定価 1,540円(税込)
異世界で二十年間も禍々しい呪詛を受け続けていたサクと、助け出した龍一が結婚!! 花嫁を連れ帰った龍一を、兄として、次期当主の片割れとして祝福する恍一。けれどそれ以来、玉造家の周囲は俄かに騒然!! 探りを入れてくる他家の式神や魔のモノが、日々様々な出会いと災禍をもたらすのだ。不安に駆られる恍一を支えるのは、恋人契約の取引をした本に巣食う悪魔・仰倉。最も油断ならないのに、最も信頼している相手に、最近は恋を自覚していて…?
  • ごとうしのぶ
  • 笠井あゆみ
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微BL。図書館本。シリーズ完結。本の言葉を封印する玉造家の双璧、恍一と龍一。それぞれ悪魔の仰倉と、人では無い存在の朔と思いが通い、二人共に高校生ながら幸せそうではある。一見目出度い結末とは思うものの、相手の名前を呼んだ途端に魂までも消滅する関係の恍一、何時何処に跳ばされるか全く不明の龍一の未来は本当に明るいのか?朔の明るさは救いですが、この先の彼等の抱える苦難を容易く予感出来てしまう。ともあれ、三角関係からの見事な解決、そして平穏な正月支度に幸せを感じつつ、更に葛西先生の華麗なイラストを堪能です。
辺辺
積本崩し。レーター狙い。ようやっと、不思議な三角関係から、二つのCPが成立して、物語もこれでお終い。個人的に、これは内容よりも純粋に絵師・笠井あゆみさんのイラストを堪能できる作品でした。あと、悪いけど、これを単行本にする意味は最後の最後まで分からなかったけど・・・普通の文庫でも十分だと思うがな。字も大して大きくないのに、余白の部分が目立ち過ぎる。このサイズとこの値段が内容と釣り合わない。笠井絵の魅力に一儲けしようとしてる感が半端ない。

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