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アメリカに食い潰される日本経済
やってるフリだけのトランプ大統領の悪賢い手口に騙されてはいけない。日本人はそのどぎたない経営者の発想を理解しておくべきだ
著者 | 副島隆彦 著 |
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ジャンル | 一般書 一般書 > 社会一般(政治・社会) |
シリーズ | 一般書 |
出版年月日 | 2017/04/28 |
ISBN | 9784198643867 |
判型・ページ数 | 四六・280ページ |
定価 | 1,760円(税込) |
やってるフリだけのトランプ魔術に世界が騙された。ニューヨーク・ダウは史上最高値を更新。日経平均も1万9000円台まで戻した。しかし、このトランプ大統領”ご祝儀相場”はもう終わりだ。トランプの「アメリカ・ファースト!」とは国内最優先主義のことだ。アメリカにはもうおカネがない。膨大な財政赤字が積み上がり、貿易赤字も許容できない水準だ。トランプは日本から巨額の資金を毟り取る。トランプのどぎたない次の手口を大予測。
030314
2018年4月に朝鮮半島にアメリカの攻撃が起きる、と書いているが、みごとに外れてしまった。南北が統合され、一つの朝鮮になる、という話も実際は起こらなかった。しかし、日本に核弾頭が撃ち込まれることはない、という点は当たっている。 兎に角、おもしろい本だ。 どこまで信ずるかは別として、世界経済について知る事ができる。特に、テレビニュースで報道される事は、あくまで、ほんの一部なのだ、という事を。
Uz あなぐま
最近の著作は流し読みが多かったが、久しぶりに面白く読んだ。トランプは国家再生の為に企業内起業家を作る、中国は80年代にその方法でスクラップ・アンド・ビルドを成功させた〜という話は興味深い。またトランプの政治目標である“ドレイン・ザ・スワンプ”(反官僚、反税金の思想)についての解説で、いまひとつ理解出来ずにいたトランプ大統領の誕生やイギリスに限らずヨーロッパで見られるEU機構への反発の理由がやっとわかってきた、既存の統治機構に利益を奪われたという思いが想像以上に強く広く浸透しているという事なのか。