安藤昇 90歳の遺言
昨年12月16日、その生涯を終えた安藤昇。その苛烈な人生からほとばしる「男の作法」。一語一句が胸に沁みる最後の問答集
著者 | 向谷匡史 著 |
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ジャンル | 一般書 > 社会一般(政治・社会) |
シリーズ | 一般書 |
出版年月日 | 2016/05/31 |
ISBN | 9784198641580 |
判型・ページ数 | 四六・256ページ |
定価 | 1,870円(税込) |
戦後のヤクザ史に新風を送った通称「安藤組」の安藤昇。横井英樹襲撃事件や、安藤組解散後の俳優転向などで記憶に刻まれる安藤は、2015年12月16日、89年の生涯を終えた。突然の訃報の直前から「週刊アサヒ芸能」にて、安藤と20年来の間柄による著者により連載開始した「90歳の遺言」を、雑誌未掲載分も大幅加筆して書籍化。安藤昇の苛烈な人生からほとばしる「男の作法」の一語一句が胸に沁みる最後の問答集で、横井英樹、五島慶太、石原裕次郎、三船敏郎、森繁久彌、稲川聖城らとの秘話エピソードも満載。
マーク
23 ヤクザの自慢話。やはりヤクザは嫌い。ヤクザに甘い日本の映画会も嫌いかな。 ●安藤昇他、ヤクザに敬語⁉️ ●釘のついた木材を、相手を殺さないために振り下ろすのをためらった人に、だらしない! ●博打で勝ったからツイテいる、よって横井秀樹事務所に討ち入り❣️ こんなの自慢❓ ●2枚目ならヤクザでも使うの? ●北島三郎岩城村上弘梅宮 ●唐十郎映画 任侠外伝 安藤出演 ●刀を人前でいじったら、抜いて切りおろせ→カッコ良いつもり? 銃を抜いたら撃つ、さもなくばエセ侍→自慢話をしてくれる。くれる?敬語かよ!
カルロ・イータン
「筋を通す」ことの大切さを伝える内容。その生き方はかっこいいのだ。ヤクザから俳優に転身してもその生き方は変わらず、納得行かない時は出演を途中で辞めてしまったり、三船敏郎をぶっとばしたりもする。随所に散りばめられている写真も迫力満点で、肝の座った目に射すくめられそうである。まさに男の中の男。