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マイナス金利「税」で凍りつく日本経済

マイナス金利「税」で凍りつく日本経済

緩和マネーに騙され続けてきた世界でついに緩和バブルの崩壊が始まった。これから人類史上最悪の大不況が世界を襲うだろう。

著者 副島隆彦
ジャンル 一般書
一般書 > ビジネス・経済
シリーズ 一般書
出版年月日 2016/04/28
ISBN 9784198641405
判型・ページ数 四六・304ページ
定価 1,760円(税込)
年初から世界の金融市場はフリーフォールに陥った。上海株の暴落は原油安に波及し、さらにドイツ銀行のCoCo債不安へと世界連鎖暴落が起きた。イエレンFRB議長による利上げがドルの乱気流となって世界を不安定化させたからだ。黒田日銀はマイナス金利まで導入して国債だけは守る体制に入った。米欧日が緩和マネーでごまかしてきた世界の化けの皮が?れて、これから異次元の恐慌に突入してゆく。現金すら信用できない世界で金が輝きを取り戻す。
  • 副島隆彦
    1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、講演・執筆活動を続けている。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開している。主な著書に、『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)、『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』(秀和システム)、『金融暴落は続く。今こそ金を買いなさい』(祥伝社)、『人類の月面着陸は無かったろう論』『ドル覇権の崩壊』『有事の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店)など多数がある。
christinayan01
一番の収穫は「イタリア大手銀行の取り付け騒ぎ」。こんなん日本に居るだけでは絶対知り得ない。まだまだ知らない騒ぎがあるのだろうが欧州は現状そんな悲惨な状態だということだ。 中国の現代版諸葛孔明(?)と見られる王 滬寧という習近平氏の側近に私は注目したい。気になる。 題目のマイナス金利とその周辺影響は他の本で学習済みだったので私は特に触れないが、気になる人はおすすめ、わかりやすい。
九曜紋
「マイナス金利」という概念がなかなか理解できずに読み進めるのに苦労した。ものすごく単純に言うと、お金を銀行に預ければ預けるほど利息が付くどころか逆に手数料を取られる、ゆえにバカバカしくなってお金を使うようになる、そして景気が上向く。ここまで説明されてようやく腑に落ちた。やはり経済学は苦手だ、、、後半部分に収録されたマレーシア航空機行方不明の真実、イギリスは中国と組むと決めた、人民元のSDR通貨入りの意味、次期米大統領ヒラリーの東アジアシフト、などなど、副島節は今回も健在。

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