文芸書

辛夷の花

葉室麟/著


発売日:2016年04月08日
ISBN:978-4-19-864137-5
判型/仕様:四六判
定価:本体1,700円+税

 内容紹介

九州豊前の小藩、小竹藩の勘定奉行・澤井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで三年、子供が出来ず、実家に戻されている。近頃、藩士の不審死が続いていた。現藩主の小竹頼近は養子として迎えられていたが、藩主と家老三家の間に藩政の主導権争いの暗闘が火を噴きつつあった。藩主が襲われた時、命を救った木暮半五郎が志桜里の隣家に越してきた。剣を紐で縛り”抜かずの半五郎”と呼ばれてきた男が剣を抜く時! 小藩の藩政を巡る攻防と志桜里の思い。

 著者プロフィール

葉室麟
2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞。07年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞。2011年、『蜩ノ記』が第146回直木賞受賞。今、もっとも活躍している時代小説作家。著書に『千鳥舞う』『天の光』『秋月記』『恋しぐれ』など多数。

 関連書籍