第二楽章
福島への思い
映画女優・吉永小百合がライフワークとしておよそ四半世紀に渡って続けてきた原爆詩の朗読。2015年春、そこに「福島への思い」が加わりました。詩人の和合亮一をはじめとする福島に暮らす人と子どもたちが作ったこれらの詩に、「となりのトトロ」「かぐや姫の物語」の美術監督・男鹿和雄が挿絵を付けました。詩の英訳も収録。世界中の人に読んでもらいたい一冊。
おはなし会 芽ぶっく
小学校の国語科単元で、伝記・ノンフィクションがあるので、担任に紹介。
ヒラP@ehon.gohon
「第二楽章」の広島・長崎編は遠い事のように思えても、福島の事は身近に感じられるのではないでしょうか。 戦争の悲惨とは状況は異なるけれど、原発事故も核問題として考えると、決して楽観出来ない脅威が、平和な日本の中にあることに気づかされます。 これは決して故郷を追われた人だけの話ではないと、吉永小百合さんは語っています。 男鹿和雄さんの静かな絵が、印象的です。