文芸書

強襲

所轄魂

笹本稜平/著


発売日:2015年07月08日
ISBN:978-4-19-863970-9
判型/仕様:四六判
定価:本体1,700円+税

 内容紹介

江東区で立て籠もり事件が発生した。犯人は三年前まで立て籠もり事件を専門に扱う特殊犯捜査係(SIT)に所属していた元警察官・西村國夫。膠着状態が続く中、葛木の携帯に西村から一本の電話が。「この国の警察を自殺に追い込みたい。警察組織の浄化を要求する」と言う。いったい何が犯人を駆り立てるのか。犯罪を防ぐことを正義とする葛木と所轄の面々、そして葛木の息子のキャリア警視・俊史が、立て籠もり犯と対峙する!

 著者プロフィール

笹本稜平
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー対象と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』(中央公論新社)で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』(徳間文庫)のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』(文藝春秋)、『未踏峰』『南極風』『分水嶺』(祥伝社)といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』(小学館)、『素行調査官』シリーズ(光文社)、『駐在刑事』シリーズ(講談社)、『越境捜査』シリーズ(双葉社)、『所轄魂』シリーズ(徳間書店)などの警察小説がある。

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