恋したひとは車いす

恋したひとは車いす

車いすの人にひとめ惚れ!結婚は、出産は、子育てはどうするの?<br>ふつうとは一味違う、世界一幸せな家族のものがたり。

著者 酒井朋子
ジャンル 一般書
シリーズ 一般書
出版年月日 2015/06/17
ISBN 9784198639648
判型・ページ数 四六・256ページ
定価 1,540円(税込)
その人とはテニスコートで出会った。 
出会った瞬間に、結婚するとわかった。
何もかも夢に見ていた、理想どおりの人だった。
たったひとつ、思い描いていたことと違ったのは、車いすに乗っている、ということ。
storys.jp で数万人が涙した、真実のラブ・ストーリー。
  • 酒井朋子
    車いすテニスの取材を通じて、車いすユーザーの男性にひとめぼれ、両親や周囲の反対、葛藤を乗り越え、結婚にいたる。 現在はバイリンガルなwheelchair-erの夫を持ち、08年生まれの息子、10年生まれの娘の二児の母で、フリーライター。
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図書館でふと気になって手に取ったのですが、私にとっては結構響く所が多かったです。夫が事故を通して社会に恩返しをしようとする思考であったり、結婚式が自分たちのためではなく、お世話になった人々に成長の証として挙げるものだとか。 朋子さんと夫さん、どちらの考え方も非常に前向きで、レジリエントな考え方なので、自分もこの考え方を見習っていきたい。
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車いすテニスを通して出会った筆者と夫、その出会いにより感じたことやできごとが綴られる。初めはどのように接したら良いか分からなかった筆者も、男性と過ごす時間が長くなるにつれてサポートの仕方が分かってきたり、不便を感じる部分の理解が進んでいく。車いす生活についてがわかる本というよりは、題名の通り「恋した人が(たまたま)車いす(だったから、そのことを書いてみた)」という日常の延長のような感じがして親しみやすかった。夫の「壁は色々あったけれど、よけたり、壊したり、乗り越えたりしてきた」という言葉が印象的だった。

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定価1,540円(税込)

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