文芸書

勁草

黒川博行/著


発売日:2015年06月09日
ISBN:978-4-19-863957-0
判型/仕様:四六判
定価:本体1,800円+税

 内容紹介

橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作!

 著者プロフィール

黒川博行
1949年愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。1986年『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞受賞。1996年「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)受賞。2014年『破門』で第151回直木賞受賞。