世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠

世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠

格差と対立がこれほどまで広がってしまった世界はこれからどうなるのか。 ノーベル賞経済学者が、今後の世界の行方を読む!

著者 ジョセフ・E・スティグリッツ
峯村利哉
ジャンル 一般書 > 社会一般(政治・社会)
シリーズ 一般書
出版年月日 2015/05/29
ISBN 9784198639464
判型・ページ数 四六・480ページ
定価 2,310円(税込)
世界各地でさまざまな対立や紛争が起きているが、その背景には、グローバル化や行きすぎた自由主義による格差拡大と社会の分断にある。超巨大格差はいかに生まれ、今後、どのような深刻な事態を引き起こすのか。TPPや規制緩和に潜む危険性とは? そして欧米、中国、日本など世界経済はどこへ向かうのか? ノーベル経済賞学者が、トマ・ピケティの論などを引き合いに出しながら、世界の変化と、その解決策を提示する。
  • ジョセフ・E・スティグリッツ
    2001年「情報の経済学」を築き上げた貢献によりノーベル経済学賞受賞。1943年米国インディアナ州生まれ。エール大学はじめオックスフォード、プリンストン、スタンフォード大学で教鞭をとる。1993年クリントン政権の大統領経済諮問委員会に参加、95年より委員長に就任し、アメリカの経済政策の運営にたずさわった。97年に辞任後、世界銀行の上級副総裁兼チーフエコノミストを2000年1月まで務める。行動する経済学者として、世界をめぐりながら経済の現状を取材し、市場万能の考え方を強く批判している。
  • 峯村利哉
    1965年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。英米の翻訳で活躍
Hiroki Nishizumi
グローバルな表題だけれども内容はアメリカンドメスティック。まぁ世界の中心だから間違ってはいないが、ちょっと肩透かしをくらった感じだ。
まめタンク
2020年174冊目。

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定価2,310円(税込)

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