スターバックス再生物語
つながりを育む経営
著者 | ハワード・シュルツ 著 ジョアンヌ・ゴードン 著 月沢李歌子 著 |
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ジャンル | 一般書 |
シリーズ | 一般書 |
出版年月日 | 2011/04/20 |
ISBN | 9784198631505 |
判型・ページ数 | 四六・424ページ |
定価 | 1,870円(税込) |
ヒデアキ
スターバックスがリーマンショック前後に危機的な経営不全に陥る所から再生するまでのハワード・シュルツの葛藤と下した重要な意思決定についてまとめた本。コーヒーそのものと店舗体験に何よりも拘り、強烈なリーダーシップとビジョンをもってステークホルダーマネジメントを丁寧に行いながら推し進める様は圧巻である。プロダクトマネージャー(事業責任者)にもこれくらいの気概・視座視界が求められるのだろうなと考えさせられた。
天乃ジャック
本書は「…MBA…50冊を1冊…」でも取り上げられています。良い本でした。シュルツ自身が著者に名前を連ねている数少ない本でもあります。リーマンショックの頃、スタバも業績悪化に苦しみ、その環境下でどのように再生を遂げてきたのかがよく分かりました。多くのパートナーを解雇する時、シュルツは相当苦しんだようです。それでも一人ひとりに誠実に向きあおうとする姿勢には感動しました。全ての章から、シュルツの人柄が滲み出ていると思います。また、スタバがとても倫理観の高い企業であることを再認識させられました。