スタジオジブリ絵コンテ全集1 風の谷のナウシカ

スタジオジブリ絵コンテ全集1 風の谷のナウシカ
著者 宮崎駿
ジャンル 文芸書
スタジオジブリの本
出版年月日 2001/06/28
ISBN 9784198613761
判型・ページ数 A5・578ページ
定価 3,245円(税込)
私は決して特別ではないように、ナウシカだって特別ではないのだ。そのことがぼんやりとわかってきた今、特別ではありえない人間の中からナウシカという少女を造形し得た奇跡が、よほど身にしみ入ってくるのである。川上弘美(月報より)
  • 宮崎駿
    アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。 学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を 制作中。 著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家 増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。
たぬ
☆4 絵コンテって漫画のネームみたいに本当ざっくりな絵かと思ってたらかなりしっかり描いてる。特に人物のアップなんて完成品としてもまあまあ通用しそう。ユパ様はラフ絵でもイケオジだなあ。ハヤオは表情の描き分けがすごく上手いな。城オジ達をおじい達と書いているのが和む。しかしクシャナさんとクロトワは漫画とは全然違うね。原作読み返したくなっちゃう。作画枚数5万6千78枚って全部重ねたらどれくらいの高さになるのだろう。おかだみえこさんによる作品論は読み応えあった。
パンジャビ
ナウシカ再ブーム中につき(人生何度目か?)絵コンテ読んでなかったので、今更ながら読了。ラステルの首元を緩めてる途中でナウシカがハッとしてる所のコメントが「ナウシカは何を見たのか…」ここは、私も小さい頃から何を見たのか気になってた。色々想像してるけど、絵コンテには正解は書かれてなかった // ユパ様がペジテのブリッグに飛び移って、シャッと両刀を抜いたシーンには「ユパ(きまった!!)」のコメントに思わず吹き出してしまった。// やっぱり宮崎さんの絵コンテは見てると楽しい。音楽や映像がリアルに目の前で再生される

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