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千夜一夜の魔術師

ハイスクール・オーラバスター・リファインド the magician

千夜一夜の魔術師

超人気大河シリーズ、四年ぶりの続篇。十九郎、忍、亮介、諒、希沙良――。いかなる運命にさらされるか!? いよいよ完結目前!

著者 若木未生
ジャンル 文芸書
シリーズ トクマ・ノベルズ
出版年月日 2019/10/09
ISBN 9784198509866
判型・ページ数 新書・200ページ
定価 990円(税込)
人の心の闇に憑き歴史の暗部に蠢く〈妖の者〉と〈神〉の識格をもってそれを退治する〈空の者〉。生身の人間では見届けられぬ、太古より続く両者の戦いに終止符が打たれる時が近づく。眠り続ける里見十九郎を巡るそれぞれの想いが交差する「緋色の糸の研究」、路地裏の隠れ家レストラン〈シェヘラザード〉を舞台とする不可思議な“契約”にまつわる物語「千夜一夜の魔術師」の中篇二篇を収録。大河シリーズ、完結へのカウントダウン、いよいよ佳境に!
  • 若木未生
    1968年生まれ。89年、大学在学中にコバルト・ノベル大賞佳作入選。同年、《ハイスクール・オーラバスター》の第一作『天使はうまく踊れない』でデビュー。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 白月の挽歌』『ゼロワン』『永劫回帰ステルス』『われ清盛にあらず』などがある。
あかは
西城視点の中編はなかなか興味深かった。残念ながら里見とは進路を違えてしまうことになりそうだけど、それも受け入れてしまうだろう。もう一つの中編は、諒を見ているのが苦しかった。忍がいなくなるのを1番恐れているのは彼だろう。多分、自分の立ち位置とか存在意義とかがわからなくなってしまうだろうから。過去の事件から救ってくれたあの日からずっと、忍のために生きてきたのだから。でも、どんなに頑張ってもその時はくるのよね。私も覚悟して次巻を読みます。(余談、亜衣ちゃん出てこなくてさみしい……)
みきっち
ジョーアツの赤い糸の話。相変わらず面白い人だと思う。彼がメインだから、何を考えてるのか、とか、学校生活とか見えるのが良い。 シェーラザードの話。静かで、不思議で、チリチリするような話だなと思う。ただ、諒が相変わらずな感じで本当に心配になる。。どうにか、良い方向に行けるといいのだけど。気持ちの問題って難しい。

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