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黎明の書

巻之伍 まばゆき綺羅の陰に

黎明の書

「建築探偵・桜木京介」(講談社)「龍の黙示録」(祥伝社)シリーズが好調な著者が贈る新たな吸血鬼伝説。

著者 篠田真由美
ジャンル 文芸書
シリーズ トクマ・ノベルズ
出版年月日 2015/02/13
ISBN 9784198509552
判型・ページ数 新書・416ページ
定価 1,375円(税込)
人間たちが信仰する教会の聖山を襲った貴種の急襲と下層民の叛乱は、イオアンたちの活躍と《貴種》と呼ばれる吸血鬼たちの上王の到着で終結した。しかし、騒乱を起こした張本人は《貴種》たちの都も、闇に染めようとしていた。
「建築探偵」「龍の黙示録」シリーズで人気の著者と「トリニティ・ブラッド」「バチカン奇跡調査官」シリーズで人気を誇るイラストレーターTHORES柴本氏の挿絵で贈る新たなる吸血鬼物語、待望の書下し第五巻。
  • 篠田真由美
    1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業。87年『北イタリア幻想旅行』を上梓。同年「五月よ高くオルガンを鳴らせ」が第6回すばる文学賞の最終候補となる。91年第2回鮎川哲也賞に応募した『琥珀の城の殺人』が最終選考に残り、翌年「黄金の13」の1冊として東京創元社より刊行される。ミステリから伝奇小説、ファンタジー小説まで幅広く執筆中。流麗な文体が特徴。代表作に『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズ、『龍の黙示録』シリーズなど。
はち
都に続いて上王の宮殿も滅茶苦茶に。
たろさ
ミハイが、一番怖い!急展開の5巻。イリヤが思わぬくらい、簡単にやられてしまったのが不思議で、とにかくミハイの底がしれない。何もかもを変えてしまう。イオアンの成長は目覚ましいが、ラウルはいいのか、悪いのか、変わらない。二人で一緒にいたいという気持ちは同じなのに、「知りたい」気持ちに負けそうになる。「黎明の書」「聖なる都」貴種と人間の在り方。ハイドリヒの存在の謎。外伝でオラフが出てきたことに、ああアイーシャが訪れようとしていたのは、まだあの頃なんだと思うと感慨深い。

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