ドリームバスター1
Azure
夢を舞台にした物語。相当昔に漫画か何かで内容を知っているはずだが、もう覚えていなかった。シリーズものだが短めの話をまとめているような形。設定自体は、順序が逆だがインセプションを彷彿とさせるようなもので、夢の「なんでもあり」具合がうまいことリアリティにつながっていると感じた。
定年なりたておじさん
「あかんべえ」に続き宮部みゆき35番目の作品「ドリームバスター1」を読了。順番を間違えて先に「あかんべえ」を読んでしまった(汗) これはトクマノベルズEdgeというイラスト付きの新書版で、愛と冒険の世界へようこそ!と銘打ったアクションSFファンタジー小説です。なんか妙に人間臭いリアル(現実)の世界と、奇想天外で荒唐無稽なバーチャル(夢)の世界を交互に描く、少しだけ伊坂幸太郎チックでゲームオタクの彼女らしい作品です。続編は間が空いて飛び飛びで刊行されてるようなので、果たして覚えていられるか、自信がない・・・