白鳥異伝 上 ノベルズ版

白鳥異伝 上 ノベルズ版
著者 荻原規子
佐竹美保
ジャンル 文芸書
児童書 > 児童文学
出版年月日 2005/10/17
ISBN 9784198506834
判型・ページ数 新書・288ページ
定価 943円(税込)
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は〈大蛇の剣〉の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべき者じゃ」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…。ヤマトタケル伝説を下敷きに織りあげられた、壮大なファンタジーが幕を開ける! 人気画家佐竹美保の絵に飾られた待望のノベルズ版!
  • 荻原規子
    1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。1988年「空色勾玉」でデビュー。「白鳥異伝」「薄紅天女」と続く勾玉三部作(徳間書店)で、日本のファンタジーの第一人者の地位を築き、アメリカ・フランス等でも出版され高く評価される。「風神秘抄」(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受賞。ほかの作品に「レッドデータガール]シリーズ(KADOKAWA)、「西の善き魔女」シリーズ(中央公論新社)、「源氏物語 紫の結び」シリーズ(理論社)など。
  • 佐竹美保
    絵本作家・イラストレーター。SFやファンタジーの挿絵の第一人者。挿絵の仕事に『アーヤと魔女』「クレストマンシ―」シリーズ(徳間書店)、「シェーラ姫の冒険」シリーズ(童心社)、「ハリー・ポッター」シリーズ(静山社)、「魔女の宅急便」シリーズ(福音館書店)など多数。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「白鳥異伝・上」三部作のニ作目の上巻。「空色勾玉」の続きだと思い込んでいたので、びっくりしました(初読時は)。でもこのタイトルでヤマトタケルの話だと察するべきでした(笑)。闇と輝の氏族の話はもう神話になっています。(天孫降臨の時代に擬せられていましたものね。)そして今作は景行天皇の時代、そしてそして “勾玉” がいよいよ物語の中心に!主人公の遠子、幼馴染の小俱那(小碓)、二人はどうなってしまうの⁉️古事記の大碓・小碓の話がどうアレンジされていくのか気になるところです。下巻へGO!です。
ひとみ
前作のエピソードがほんのり入ってる作品に弱い 小さい頃はこの間はあまり好きではなかった気がするけど(空色勾玉と薄紅天女ばかり読み返していた)、大人になるとまた違う趣があって面白い。

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定価943円(税込)

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