終わりの国のトワ 1

終わりの国のトワ 1

これは、歪(いびつ)な世界に変革をもたらす物語。女と文字が消えた世界で、女になろうとする少年・トワの冒険ファンタジー。

著者 土田 完
ジャンル コミックス
コミックス > トクマコミックス
シリーズ トクマコミックス
出版年月日 2018/10/12
ISBN 9784197806287
判型・ページ数 A5
定価 1,100円(税込)
実力派作家・土田完が描く、冒険ファンタジーの新星――。
これは、歪(いびつ)な世界に変革をもたらす物語。
文明が滅び、文字は機能を失い、この世から「女」が消え「男」だけとなった歪な世界。男達は宿り木と交わり、新たな命を生み出していた。
そんな中、唯一「母」から産まれ、「女」を識(し)る異端な少年・トワ。
「母」より託されし使命を遂行するため、「終わりの国のトワ」の旅が、今、始まる……。
  • 土田 完
    アナログ手法による、主線を万年筆、細部をミリペンで仕上げる繊細な絵が魅力の実力派作家。 「土田悠史」「柳沢ゆきお」名義でも活動しており、「土田悠史」名義では『4番の卓球』(マッグガーデン刊)、 「柳沢ゆきお」名義(BL作品)では、『神とペン』『ワンダーラスト』(ブライト出版刊)、『つまさきに火』(祥伝社刊)、 『猫、22歳』(KADOKAWA刊)などの作品がある。 現在、『OPERA』(茜新社刊)にて『僕が君を殺すまで』を連載中。 著者初のファンタジー作品である『終わりの国のトワ』は、「土田完」名義での初単行本。
skr-shower
単和版。文字と女の存在が神話の世界。続きが読みたい。
白雨
あらすじに興味を持ったので買ってみました。性差を超越していくような視点、現在とは全く異なる価値観が根付いた世界というのは個人的に惹かれる主題の1つだったりするので、面白く読むことができました。ファンタジー要素が強いからか、何かが欠けた世界であってもディストピア感が無くて、むしろこれから話が広がっていきそうなわくわくとした感覚があるのも楽しい。まだ世界観全体を把握できてはいないのですが、作品中の世界では失われている文学と女性という2つのものがこの先どのように結びついていくのか、気になります。

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定価1,100円(税込)

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