アニメージュ文庫 小説 天空の城ラピュタ(前編)
やすらぎ🍀
亡くなった父や母への思い出の場所を去るシータは、たったひとつの形見も取り上げられてしまう。映像の初見では把握出来なかった描写も記された、説明不要の有名な物語。さようなら。離ればなれにならざるを得ない、望まない別れのとき。首元の飛行石が嘆いている。また滅びを繰り返すのかと。その力は人を幸せにもするが不幸を招くこともある。40秒で仕度しな。ドーラの機を逃さない声にパズーは地下室へ駆け降りていく。もう一度会うために。長く続いた平穏が消え去った今、封印した絶望の言葉が、文明も人間の心も滅ぼしてしまうのか。後編へ。
Koji
ストーリーは分かりすぎるほど分かってる。 活字は活字の良さがある。 で、書いた側も活字の良いところを意識しているように感じる。