史記5 権力の構造 新版

史記5 権力の構造 新版
著者 大石智良
丹羽隼兵
ジャンル 一般書
シリーズ 一般書
出版年月日 1988/03/28
ISBN 9784192636421
定価 2,530円(税込)
時代は紀元前3世紀から前1世紀へ――。高祖没後現れた、残忍非道な女傑・呂后、司馬遷と同世代の英邁剛毅の武帝をはじめ、侠客、酷吏らが登場する。100年におよぶ漢王朝の支配の論理と権力の構造が、あますところなく描かれ、「政治」の冷徹な本質が暴かれる。
  • 大石智良
  • 丹羽隼兵
金吾
呂氏の暴走を止められなかったのは何故かなと思いました。衛青、冒頓単于の話が面白かったです。
匈奴の単于の親子の殺し合いは武田晴信と武田信虎の関係を思い出した。荒く濃くした感じ。そのエピソードが最も面白かった。というより他が今ひとつつまらない。統一されている時代は傑物は出にくいのだろうか、作者の司馬遷こそが一番の傑物だと思う。

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