ギリシャ危機が世界を震撼させた。リーマン・ショックから回復基調にあるとされていた世界経済がきわめて脆弱なものであることがこれで明らかになってきた。これから金融核爆弾が何度も爆発していくと副島隆彦がこれまで予測してきたとおりである。今回の危機はユーロの危機という捉え方が一般的だが、じつは問題の本質は、アメリカにある。米国債、米ドルの犠牲にされたのが、ユーロだったのである。断末魔のアメリカはなりふりかまわずあらゆる手段を使って自国の経済を守ろうと必死になっているのである。世界経済にしかけられたアメリカの欺瞞を副島隆彦が明らかにする。